【ヌサドゥア(インドネシア・バリ島)=市川大輔】主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は12日、2日目の討議を終え、閉幕した。初日の11日は、参加国から、世界的な株安の要因にもなっている米中貿易摩擦の激化への懸念が相次いだ。G20は世界経済の変調に神経をとがらせている。

 麻生財務相は初日終了後の11日深夜(日本時間12日未明)、「世界経済が堅調に推移していることに変わりない」と述べ、世界的な株安は一時的なものだとの認識をにじませた。

 初日の討議は、世界経済のリスクがテーマとなり、貿易摩擦に加え、米長期金利の上昇を背景に資本流出が続く新興国経済の不安定化への警戒感も参加国から示された。