上場企業の2018年9月中間決算の発表が9日、ピークを迎えた。日本経済の緩やかな回復を受け、最終利益で過去最高を更新する企業が相次いでいる。しかし、米中貿易摩擦への懸念などから、19年3月期の業績については慎重な見通しが目立っている。

 9日は東京証券取引所に上場する約360社が中間決算を発表した。このうち東証1部上場企業は約200社だった。

 SMBC日興証券が8日までに発表を終えた東証1部1008社(全体の76%、金融などを除く)を集計したところ、売上高は前年同期比4・4%増、最終利益は11・0%増だった。中間期の最終利益は、過去最高を更新する勢いだ。世界経済が堅調だったほか、円安・ドル高基調が続き、輸出企業の採算が改善した。