【ニューヨーク=小林泰明】14日のニューヨーク株式市場は、景気後退懸念が再燃し、ダウ平均株価(30種)は大幅に値下がりしている。下落幅は一時、600ドルを超えた。

 債券市場では、景気の先行き不安から、安全資産の米国債に買いが集まり、長期金利の指標である10年物米国債の利回りが低下。一時、投資家の注目度が高い2年物国債の利回りを下回った。「長短金利逆転(逆イールド)」と呼ばれる現象で、景気悪化の予兆とされている。このため、投資家がリスク回避姿勢を強め、株式の売却を加速させた。

 ロイター通信によると、10年物と2年物の金利逆転は2007年6月以来、約12年ぶりだ。