囲碁の国際棋戦「第22回LG杯朝鮮日報棋王戦」の準決勝が15日、東京・市ヶ谷の日本棋院で行われ、井山裕太棋聖(28)が中国の柯潔九段(20)に267手までで先番中押し勝ちし、決勝に進んだ。

 早碁棋戦を除く主要国際棋戦での日本勢の決勝進出は、2007年のトヨタ&デンソー杯囲碁世界王座戦での張栩九段以来。中国の謝爾豪五段(19)との決勝三番勝負は来年2月に行われ、勝てば05年の第9回LG杯での張九段以来の優勝となる。

 柯九段は数々の国際棋戦を制し、世界ナンバーワンといわれる強豪。この日は下辺から難解な戦いが始まったが、井山棋聖は右下の白の一団を取り込んでリードを奪うと、柯九段の粘りを封じて勝ち切った。