大分県別府市の遊園地「城島高原パーク」で、木製ジェットコースターを点検していた男性作業員2人が試運転中の車両にはねられ死傷した事故で、車両の運行を管理するオペレーターが県警や園に「(2人は)レール上にいないと思っていた。意思伝達の確認不足があった」との趣旨の説明をしていることがわかった。

 県警は13日、現場を実況見分し、詳しい原因を調べている。

 県警によると、事故は12日午後3時半頃に発生。施設のメンテナンスを請け負っている会社の社員大久保崇さん(44)(大分市)が死亡、遊園地社員の男性(45)(別府市)が全身打撲などの重傷を負った。

 園などによると、オペレーターは出発地点の操作室におり、約150メートル離れた事故現場は見えなかった。

 2人はオペレーターと無線連絡して1回目の試運転を行い、事故直前に「2回目を走らせよう」と連絡。その後、大久保さんが「レールに気になるところがある」とレールをのぞき込んだところ、走ってきた車両にはねられた。車両は時速40〜50キロ出ていたとみられる。