過去最大規模の約600億円もの年金支給漏れが発覚してから一夜明けた14日、日本年金機構や各地の年金事務所には、問い合わせや苦情が相次いだ。

 受給者らは「年金機構はたるんでいる」などと、怒りをあらわにしている。

 同機構では相談の受け付けを始めた午前8時半以降、会議室に設置された10台の専用電話が「どうしてこんな事態が起きたのか」といった苦情などで鳴りっぱなしとなった。

 同機構の担当者は「問い合わせが殺到していて、現時点では何件の問い合わせがあるのか把握できない状況。共済組合と機構との情報共有不足など、今回の問題の原因もしっかりと説明したい」と話しており、今後、専用電話の増設も検討しているという。

 一方、各地の年金事務所にも電話による問い合わせが寄せられており、事務所を訪れる受給者もいた。