大型の台風18号は17日、鹿児島県南九州市付近に上陸した後、四国、近畿に再上陸し、暴風域に巻き込みながら北東へ進んだ。

 活発な秋雨前線の影響と重なり、猛烈な雨が降った大分県では、複数の河川が氾濫して浸水被害が相次ぎ、陸上自衛隊第4師団(福岡県)に災害派遣を要請した。大分、香川、高知県で男女計4人が行方不明になっている。18日は東北から北海道を中心に大荒れの天気になる見通し。

 気象庁によると、上陸した台風は今年3個目。17日午後11時現在、台風は福井県小浜市付近を時速60キロで北東に進んでいる。中心気圧は980ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。

 大分県では同9時現在、土砂崩れなどで道路が寸断され、津久見市東部の313世帯計529人、 佐伯 さいき 市北部の139世帯計257人が孤立状態になっているという。また、県警などによると、豊後大野市朝地町の70歳代男性が「田んぼの電気柵を見に行く」と告げて外出したまま、行方が分からなくなったという。

 読売新聞のまとめでは、大分、宮崎両県で一時、約13万3000人に避難指示が出た。