長崎県対馬市で2月に見つかったカワウソについて、環境省は12日、「韓国やロシア・サハリンに生息しているユーラシアカワウソに近い」とする調査結果を発表した。

 フンなどを採取して遺伝子を分析した。調査を担当した専門家は「ニホンカワウソである可能性は低い」と話している。

 環境省は12日、国内で38年ぶりに発見された長崎県対馬市のカワウソは、韓国などにいる個体に近いユーラシアカワウソの雄である可能性が高いと発表した。同市で今年8〜9月に採取したふんのDNAを分析して分かった。発見されたカワウソのふんかどうかは不明だが、調査を行った専門家は「(絶滅したとされる)ニホンカワウソの可能性は非常に低い」としている。

 今年2月、琉球大の研究チームがツシマヤマネコの調査のために設置した無人カメラにカワウソが映ったことを受け、環境省が対馬全域を対象にした本格調査を進めていた。