【モスクワ=工藤武人】インターファクス通信などによると、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から11日午後2時40分(日本時間11日午後5時40分)頃、打ち上げられたロシアのロケット「ソユーズ」のエンジンに異常が発生した。ロケットには、国際宇宙ステーション(ISS)に向かう米露の宇宙飛行士2人が乗ったソユーズ宇宙船が搭載されていたが、飛行士は緊急脱出して無事だった。

 ソユーズは、2011年の米国のスペースシャトル退役後、ISSに人を運ぶ唯一の手段となっている。16年には物資を運ぶ無人補給船の打ち上げに失敗しているが、ISSへの有人飛行での失敗は初めて。

 同通信によると、ソユーズは、打ち上げから119秒後、1段目のロケットを切り離す際に異常が起きたという。2飛行士は宇宙船のカプセルで離脱、草原地帯に着地した後、助け出された。