11日に発生したロシアのロケット「ソユーズ」の打ち上げ事故を受け、柴山文部科学相は12日の閣議後記者会見で、2019年末頃から予定される野口聡一・宇宙飛行士(53)の国際宇宙ステーション(ISS)の滞在に影響が出る恐れがあるとの考えを示した。

 柴山文科相は「(事故の)原因究明には一定の時間がかかることが想定される」と述べ、「野口飛行士の搭乗を含め、ISSの今後の運用に何らかの影響を与える可能性は否定できない」と懸念を示した。ソユーズはISSに人を運ぶ唯一の手段となっている。

 この日は金井宣茂・宇宙飛行士(41)が柴山文科相を表敬訪問した。金井さんは訪問後、報道陣に「宇宙飛行士2人が無事に帰還されたのでほっとしている。宇宙飛行士の実感として、訓練通りに対応できたのではないか」と語った。