大阪市西成区の准看護師・岡田里香さん(当時29歳)が2014年に殺害され、遺体が東京都内で見つかった事件の裁判員裁判で、大阪地裁は14日、強盗殺人罪などに問われた知人の日系ブラジル人オーイシ・ケティ・ユリ被告(34)に求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 判決によると、オーイシ被告は14年3月22日、岡田さん方で、岡田さんの胸や腹をナイフで刺して殺害。現金などを奪い、4〜5月にホテル代など計12万円を岡田さん名義のクレジットカードで支払った。

 オーイシ被告は初公判で起訴事実を認めていた。

 オーイシ被告は起訴後の精神鑑定で多重人格と診断され、公判では刑事責任能力の程度が争点となった。弁護側は「事件当時は別人格に支配され、心神耗弱状態だった」と主張し、刑を軽くするよう求めていた。