京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、京都府警は14日現在の死者・負傷者の状況などを明らかにした。スタジオには計70人の役員と社員がおり、このうち死者は35人、負傷者が34人、けががなかったのは1階の1人だけだった。負傷者34人のうち8人が入院中で、うち3人は今も重篤な状態という。

 府警によると、スタジオにいたのは女性40人、男性30人の計70人。20歳代が31人、30歳代22人、40歳代14人、50歳代2人、60歳代1人だった。

 各階の被害状況については、3階には当時27人がおり、7割超の20人が死亡、7人が負傷した。2階は、32人のうち3割超の11人が死亡、21人が負傷。1階は、11人のうち4人が死亡(うち2人は屋外で発見)、負傷は6人で、40歳代の男性1人はけががなかった。

 3階と2階の負傷者の多くは、2階のベランダへ逃げた後、飛び降りていた。やけどや骨折が多い。

 司法解剖の結果、死者35人の死因は、焼死が22人、一酸化炭素中毒5人、窒息死5人、全身やけど2人、1人は不明だった。