平安時代の歌人、 在原業平 ありわらのなりひら が歌を詠んだと伝わる愛知県知立市八橋町でカキツバタが見頃を迎え、約3万株が植えられた「八橋かきつばた園」では紫の花を目当てに多くの観光客でにぎわっている。

 カキツバタを手入れしてきた八橋旧跡保存会によると、4年前にほぼ半数の花が病気で枯れてしまったが、土壌改良などの効果もあり、花のつきも以前の状態に戻りつつあるという。

 娘、孫と市内から訪れた女性(80)は「紫の色にも癒やされます」と話し、さわやかな風に揺れる花に目を細めていた。見頃は10日頃まで。