昨年の東京パラリンピック開幕に合わせて飛行した航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」が噴出したカラースモークの染料が、入間基地(埼玉県)周辺の民間車両などに付着した問題で、空自は22日、被害の申告が寄せられた車両が約1200台に上ることを明らかにした。

 埼玉県の入間、狭山、川越、所沢、鶴ヶ島市の住民らから申告があった。洗剤では落ちない複数の数ミリのシミが付着しているケースが多く、被害が確認できた住民らに賠償手続きを進めている。

 空自は22日、カラースモークを使用する高度を考慮しなかったなどとして、飛行計画を承認した50歳代の男性1佐を減給15分の1(1か月)、計画を立案した40歳代の男性2佐を戒告の懲戒処分とした。