ウィザーズの八村が約4か月半ぶりに米プロバスケットボール協会(NBA)の舞台に帰って来た。7月31日、シーズン再開初戦のサンズ戦に先発。試合は112―125で敗れたが、約30分の出場で21得点、8リバウンドと存在感を示した。

 約4か月半ぶりにNBAのコートに立った八村は言った。「久しぶりに試合が公式戦としてできて、僕もすごくうれしい」。主力を欠くチームにあって、得点、リバウンドともチーム最多。22歳の新人が、再開初戦で新エースの姿を見せた。

 序盤から厳しいマークを受けながら、第1クオーターに6得点。第3クオーター、鮮やかなダブルクラッチで2桁得点をクリアすると、その後もスイスイと得点を重ねた。自らドリブルでゴール下に切り込むなど積極的な姿勢を貫き、試合終了残り1分で20点台に達した。

 ただ、本人が繰り返したのは反省だ。開始早々に二つのファウルを取られ、ベンチへ下げられた。気合が空回りしたという。「久しぶりの再開初戦に張り切って入ったのはいいこと。でも、スマートにできなかったのは改善しないと」。気持ちとプレーのバランスが次戦以降の課題となる。

 プレーオフ進出に望みをつなぐには、残り7試合で上位チームとのゲーム差を詰めなければならない。2日の次戦、ネッツ戦に向けて「大事な1戦になるのでしっかりと勝ちたい」と八村。中心選手らしく、表情を引き締めた。

(ニューヨーク 福井浩介)