【ベルリン=井口馨】交流サイト「フェイスブック」を運営する米フェイスブック社は9日、独西部エッセンに今秋、フェイク(偽)ニュースやヘイトスピーチ(憎悪表現)を監視し、削除するセンターを新設すると発表した。

 9月に連邦議会選挙を控えるドイツでは、フェイクニュースの拡散がポピュリズム(大衆迎合主義)政党を利する結果になるとの警戒感が出ている。

 発表によると、新設されるセンターでは約500人が投稿内容を監視。既にベルリンにもセンターを開設しており、近く約700人態勢にして監視を行う。

 ドイツでは、難民への反発や憎悪をあおるフェイクニュースが目立ち、難民受け入れに反発する右派政党の勢いを助長しているとみられている。また、ロシアがフェイクニュースを使って選挙に影響を及ぼそうとしているとの懸念もある。