【ワシントン=大木聖馬】AP通信は11日、複数の米政府当局者の話として、米国と北朝鮮がニューヨークの国連ルートを通じて、この数か月間、水面下の接触を続けてきたと報じた。

 ジョセフ・ユン米政府特別代表(北朝鮮担当)と北朝鮮の国連代表部のパク・ソンイル氏の間で定期的に接触が行われているという。

 交渉は、北朝鮮に拘束されている米国人の解放が主目的で、北朝鮮の核・ミサイル問題を巡る交渉ではないとしているが、同当局者らは今後、緊張が高まる米朝間の交渉の土台となる可能性があると指摘している。

 同ルートは、北朝鮮に拘束されていた米国人学生(6月に解放後、死亡)の解放交渉に利用されていたが、解放後も接触が続いているという。