【ワシントン=大木聖馬、北京=中川孝之】トランプ米大統領は11日(日本時間12日)、北朝鮮が米領グアム周辺に弾道ミサイルを撃ち込む実験を検討していることに関連し、中国の 習近平 シージンピン 国家主席と電話会談した。

 中国中央テレビによると、習氏は北朝鮮情勢に関し、「関係各国が冷静さを保ち、緊張を高める言動を慎むべきだ」と述べ自制を要請、対話による解決を求めた。米CNNテレビによると、トランプ氏は、米通商法301条に基づき、米国に対して中国が不公正な貿易を行っていないかどうか調査を指示する考えを習氏に伝えた。

 トランプ氏は同日夕、滞在先の東部ニュージャージー州で、ティラーソン国務長官、ヘイリー国連大使、マクマスター大統領補佐官から北朝鮮を巡る最新情勢について報告を受けた。協議後の記者会見でトランプ氏は「グアムに何か起きれば、北朝鮮は大きな、大きな困難に陥る」と北朝鮮をけん制。北朝鮮への「非常に強力」な追加制裁も検討していることも明らかにした。