【北京=大木聖馬】中国外務省によると、 王毅ワンイー 国務委員兼外相とチリのアラマン外相が13日、電話で会談し、中国が加盟を目指す環太平洋経済連携協定(TPP)について協議した。チリ側は中国の加盟に「固い支持」を表明した。

 王氏は会談で、TPPへの加盟申請を説明し、「チリ側と意思疎通を図っていきたい」と呼びかけた。両国間の経済・貿易面での協力や、新型コロナウイルスワクチンでの協力を進めていく考えも示した。アラマン氏は「加盟を固く支持する」と応じ、各分野での協力強化にも期待感を示した。

 中国は9月16日に加盟申請して以来、メキシコ、マレーシア、ブルネイと外相同士の電話会談を行うなど、加盟国への働きかけを強めている。

 中国商務省によると、 王文濤ワンウェンタオ 商務相も12日、主要20か国・地域(G20)貿易相会合にビデオ形式で出席し、「高水準の対外開放をさらに拡大し、国内改革を深化させる」と述べ、加盟への理解を求めた。