【ソウル聯合ニュース】世界的に評価の高い日本の作家、三島由紀夫の遺作である長編小説「豊饒の海」の全4巻が韓国で初めて翻訳出版される。韓国の出版社ミヌム社は17日、第1巻「春の雪」を出版したと発表した。続いて「奔馬」「暁の寺」「天人五蓑」を順次出版する予定だ。

 「豊饒の海」は明治末期から1975年までを背景に、転生を繰り返す魂とこれを見つめる本多という人物を通じて近現代の日本の姿を描き出した。三島は第4巻の入稿日の1970年11月25日、憲法改正を訴えて自衛隊に決起を促した後、割腹自殺した(三島事件)。