【ソウル聯合ニュース】米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」に出演した俳優のオ・ヨンス(77)が、10日(日本時間)に開催された「第79回ゴールデン・グローブ賞」の授賞式でテレビ部門の助演男優賞に輝いた。

 

 韓国の俳優がゴールデン・グローブ賞で受賞したのは今回が初めて。これまでに韓国系女優のサンドラ・オーとオークワフィナが受賞したことがあるが、韓国ドラマや韓国の俳優が主演した映画が演技賞にノミネートされたことはなかった。

 「イカゲーム」は作品賞にもノミネートされたほか、イ・ジョンジェが主演男優賞候補に選ばれていたが、いずれも受賞を逃した。

 

 非英語圏の作品に対し排他的な性格が強いゴールデン・グローブ賞は、昨年までセリフの50%以上が英語でない場合は外国語映画に分類するとの規定を設けていた。

 このため、2020年のポン・ジュノ監督の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」、21年のリー・アイザック・チョン監督の米映画「ミナリ」は作品賞や演技賞の候補には選ばれず、テレビ部門でもこれまで非英語圏の作品がノミネートされたことはなかった。

 ゴールデン・グローブ賞は白人を中心とする会員構成や性差別、不透明な財政管理などが指摘されており、今年の授賞式はハリウッドスターらがボイコットを表明した中で規模を縮小して行われた。

 このような雰囲気を受け、オ・ヨンスら「イカゲーム」の関係者も授賞式には出席しなかった。

 「イカゲーム」は456億ウォン(約44億円)の賞金獲得を狙い命がけのゲームに挑む参加者の姿を描いた作品で、世界中で大ヒットを記録した。オ・ヨンスはゲームに参加した「カンブおじいさん」ことオ・イルナム役を演じた。