【ソウル聯合ニュース】韓国の女優、カン・スヨンさんが7日午後、入院先の病院で死去した。55歳だった。

 カンさんは5日にソウル市内の自宅で脳出血の症状で倒れ、救急搬送された。入院後も意識不明の重体が続き、帰らぬ人となった。

 1966年生まれのカンさんは4歳で子役デビュー。1987年、21歳のときに韓国映画界の巨匠、イム・グォンテク監督の作品「シバジ」でベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞した。世界3大映画祭で受賞した初の韓国俳優となった。1989年には「ハラギャティ 波羅羯諦」でモスクワ国際映画祭主演女優賞を受賞した。1990年代も活発に活動し、韓国の大鐘賞映画祭、百想芸術大賞、青龍映画賞で賞を総なめにした。

 1996年にスタートした釜山国際映画祭では初期から審査委員や執行委員として活動し、2015年から17年までは共同執行委員長も務めた。

 米動画配信大手ネットフリックスで今年公開されるヨン・サンホ監督の新作映画「JUNG_E/ジョンイ」の主役に起用され、9年ぶりのスクリーン復帰を控えていた。

 韓国映画界は、カンさんの葬儀を「映画人葬」として執り行うため、元釜山国際映画祭理事長の金東虎(キム・ドンホ)江陵国際映画祭理事長を委員長とする葬儀委員会を設置する。

 祭壇はソウルのサムスンソウル病院内の葬儀場に設けられ、弔問は8日から受け付ける。出棺は11日の予定。