【ソウル聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は18日、IOC選手委員や各国・地域の選手代表ら220人と電話会議を開き、新型コロナウイルスが世界的に大流行している状況ながら東京五輪の予定通りの開催を目指す方針を改めて示した。

 IOC選手委員を務める大韓卓球協会の柳承敏(ユ・スンミン)会長によると、バッハ氏は会議で「東京五輪の正常な開催に最善を尽くしている」と述べた。また「五輪開幕まで4カ月あり、何らかの決定を下すには早すぎる」とし、「現状でのあらゆる推測は不要だ」と強調したという。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、東京五輪の延期や中止を求める主張は強まりつつある。バッハ氏は17日の国際競技連盟(IF)などとの電話会議で予定通りの開催方針を示し、国際世論の批判を浴びた。とりわけ、五輪開催を強行すれば健康が脅かされかねない選手からの反発は強い。

 だが、18日の選手代表らとの電話会議は比較的穏やかなムードだったという。柳氏は「落ち着いた雰囲気で、抗議というよりはIOCがどう備えるのかを問う建設的な質問が多かった。大半の質問は選手の健康問題に対するものだった」と様子を伝えた。