【北京聯合ニュース】中国のプロサッカーチーム、山東泰山に所属する韓国代表のMF孫準浩(ソン・ジュンホ)選手(31)が中国公安当局に拘束されたことが16日までに分かった。

 在中国韓国大使館関係者は孫選手が遼寧省の公安当局に拘束され、調べを受けていると明らかにした。消息筋によると、孫選手は12日に拘束された。

 中国メディアは孫選手ら山東泰山所属の選手が八百長などの不正問題で調べを受けている可能性が高いと報じた。だが、孫選手のエージェントは聯合ニュースの取材に対し、孫選手は贈賄の疑いで調べを受けているとして、「実力を認められ良い待遇で山東泰山に来て、成果を出して4年延長契約も結んだ。監督らに賄賂を渡す理由はまったくない」と述べた。

 孫選手は2014年に韓国リーグでプロデビュー。20年にリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。21年に山東泰山に移籍し、昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会には韓国代表として出場した。