【ソウル聯合ニュース】韓国国会の法制司法委員会は18日、法務部長官候補に指名された延世大教授の朴相基(パク・サンギ)氏の人事聴聞審査経過報告書(以下、聴聞報告書)を採択した。

 聴聞報告書では、朴氏が法務・検察分野の専門性を認められ、法務部の「脱検察化」や検察改革に強い意思を示しているとして、「検察改革に対する国民の熱望を実現し、検察の信頼回復に寄与できると判断した」と説明した。

 ただ、「不適格意見」として、過料・税金の滞納による車両差し押さえや、不動産取得を巡り贈与税の申告漏れや他人名義での登記の疑いがあると指摘し、「順法性や道徳性に欠ける」とした。

 法制司法委は13日に朴氏の人事聴聞会を開いており、聴聞報告書採択まで5日を要した。

 法務部長官候補には当初、安京煥(アン・ギョンファン)ソウル大名誉教授が指名されたが、安氏は20代だった1975年に交際していた女性の印鑑を偽造して勝手に婚姻届を出し、翌年に婚姻無効の判決を受けたことなどが明らかになり、先月候補を辞退した。今回の聴聞報告書採択を受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が掲げる検察改革がようやく動き出すとみられる。