【ソウル聯合ニュース】韓国法務部は24日、ミャンマー難民、4家族23人の入国行事を25日に仁川国際空港で行うと発表した。人種や宗教による差別から逃れ、平和な場所で新しい生活を送りたいという難民家族の願いが韓国で実現する。

 4家族はタイの難民キャンプで韓国行きを希望。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が推進するプログラムにより、韓国の受け入れが決まった。同制度を利用して来月初めにもミャンマー難民の7人家族が入国する予定という。

 同プログラムには米国やオーストラリアなど37カ国が参加している。韓国は2013年7月に施行した難民法に基づいて規定を設け、15年の外国人政策委員会の審議を経て、3年間に90人以内の範囲で難民を試験的に受け入れることを決めた。

 15年の1期(22人)、16年の2期(34人)に続き、今回はタイの難民キャンプで生活していた30人が入国する。

 法務部によると、人種差別によりミャンマーを離れた男性は「妻と5人の子どもがほとんど教育を受けることができず、希望がなかった」とし、「子どもに勉強させ、機会をくれた韓国社会に報いる人物に育てたい」と語ったという。

 対象者30人はタイ現地で適応教育を受けた後、韓国入りする。入国後、難民認定者となり、居住者ビザで滞在する。入国と同時に出入国・外国人支援センターに6カ月滞在し、韓国語や韓国文化、就職のための教育などを受けた後、地域社会に定着することになる。

 法務部は今後3年間、モデル事業の成果と限界を分析し、人権と国益のバランスを取る方向で中長期の難民受け入れ案を決める方針だ。