【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が27日発表した4〜6月期の連結決算(確報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比72.9%増の14兆700億ウォン(約1兆4000億円)を記録した。四半期ベースで過去最高だった2013年7〜9月期(10兆1600億ウォン)を大きく上回った。

 売上高は前年同期比19.7%増の61兆ウォンで、初めて60兆ウォン台に乗せた。半導体市場の好況を追い風に、営業利益、売上高、純利益(11兆500億ウォン)がそろって過去最高となった。

 営業利益が売上高に占める割合を意味する営業利益率は23.1%と、前年同期(16.0%)から7.1ポイント急上昇し、やはり過去最高となった。

 事業別では、半導体部門の営業利益が8兆300億ウォンで、利益全体の半分以上を占めた。前期の1〜3月期に計上した過去最高業績(6兆3100億ウォン)を更新した。昨年4〜6月期の営業利益は2兆6400億ウォンだった。

 半導体部門の売上高は前年同期比46.0%増の17兆5800億ウォン。営業利益率は45.7%と、非常に高い収益性を記録した。

 業界は、サムスン電子が世界シェア1位を握るDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)とNAND型フラッシュメモリーの価格上昇傾向が続いているため、下半期も同社が業績を伸ばすと見込んでいる。

 このほかの部門別営業利益は、スマートフォン(スマホ)事業などを手掛けるIM(ITモバイル)部門が4兆600億ウォン、ディスプレー(DP)部門が1兆7100億ウォン、消費者家電(CE)部門が3200億ウォンとなった。IM部門では、韓国や海外で4月に発売したスマホ「ギャラクシーS8」シリーズが好評を博し、前期の1〜3月期(2兆700億ウォン)の2倍近い営業利益を計上した。

 一方、サムスン電子は4〜6月期に12兆7000億ウォンの設備投資を行ったと発表した。半導体に7兆5000億ウォン、ディスプレーに4兆5000億ウォンをそれぞれ投じた。

 同社の1〜6月期の設備投資額は22兆5000億ウォンと、昨年通年の25兆5000億ウォンに迫る規模となった。