【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日の国家安全保障会議(NSC)で、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを発射したことへの対抗措置として、韓米合同の弾道ミサイル発射をはじめ、強力な武力示威を行うよう指示した。

 また、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の発射台4基を追加で配備するよう指示した。米軍は今年3月にTHAADの発射台2基を基地に配備し、4月には新たに4基を韓国に持ち込んだが、別の基地に保管している。

 文大統領は国連安全保障理事会の開催を緊急要請し、強力な対北制裁案づくりを推進するよう求めた。北朝鮮の挑発に対する警戒を強めることも指示した。

 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は28日午後11時41分ごろ、北中部の慈江道一帯からICBM級とみられるミサイルを1発発射した。