◇陸軍大将夫妻のパワハラ 立件へ

 韓国の陸軍大将が夫人と共に自身が居住する官舎で働く兵士らにパワハラを行ったとされる問題で、国防部は4日、「相当部分で、メディアで報道されているような(パワハラの)事実があった」と発表した。今後、刑事事件としての立件を視野に捜査するという。被害を受けたとされる元兵士の一人はパワハラについて「地獄のようだった」「司令官(大将)の妻は家で指一本動かさず、兵士らを召使いのように扱った」と証言。夫人は暴言も吐き続けたという。

◇新古里原発の建設是非 世論真っ二つ

 韓国政府が新古里原発5、6号機(蔚山市)の建設是非を巡って市民の意見を聞くための作業を進める中、建設工事の中止を求める世論と工事再開を支持する世論が拮抗(きっこう)しているとの調査結果が4日に発表された。調査会社の韓国ギャラップが1〜3日に全国の成人1004人を対象に行った調査によると、工事がストップしている新古里原発5.6号機の建設是非について、42%が「建設を中止しなければならない」と答え、40%が「工事を続けなければならない」と答えた。

◇国防部 10日にTHAAD用地の電磁波測定

 韓国国防部は、在韓米軍に供与した米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の配備地(慶尚北道・星州)で10日に環境部と共同でレーダーの電磁波の強さを含む環境影響評価項目を再測定する方法で安全性などについての検証を行う。今回は地域住民が立ち会って測定を行うことで、環境影響評価の透明性を高める方針だ。国防部は4日、「環境部は国防部が提出した環境影響評価書の検証手続きの一環として、専門家と合同で現場確認団を構成し、現場確認を実施する計画だ」とし、「電磁波、騒音など、小規模環境影響評価項目の測定結果の適正性を検討する」と伝えた。

◇文大統領 夏休み終え明日から公務再開

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5日間の夏休みを終え、5日から青瓦台(大統領府)に復帰する。文大統領は率先して休暇を取得し、青瓦台から休みを取りやすい雰囲気をつくっていく意向を表明。ただ、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14」発射直後に夏休みに入ったため、休みらしい休みは取れなかった。当初は7日間の休暇を予定していた。夏休み期間中は今後の国政運営の方向性に関する大きな枠組みについて検討したとみられる。

◇サムスントップの公判が事実上終了 検察と弁護団が最後の攻防

 韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告への贈賄罪などに問われているサムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)被告(サムスン電子副会長)の公判が4日で事実上終了した。結審は7日で、2月28日に起訴されてから約半年での公判終了となる。この日はソウル中央地裁で52回目の公判が開かれ、争点に対して政府から独立して国政介入事件を調べた朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官の捜査チームと弁護団が攻防を行った。