【ソウル聯合ニュース】今日の日本を作り上げた出発点として明治維新が挙げられるが、このほど韓国で、日本が100年以上前の近代化改革を通じて大国になったという認識が事実とかけ離れていると指摘する書籍が出版された。

 タイトルは「学校で教えてくれない日本史」(原題)。著者は元外交官で5年前からソウルでうどん店を営む申尚穆(シン・サンモク)氏だ。申氏は外交官時代に1等書記官として在日韓国大使館に赴任したことがある。

 同書は明治維新前の江戸時代に注目している。衣食住をはじめとする江戸時代の生活文化を通して、資本、市場、競争、移動、統合、自治、公共などの近代性の要素がどのようにして受け入れられ社会を変えたのかを分析しながら、近代化の種がどのようにまかれ芽が出たのかに追っている。

 日本の近代化の成功は、明治維新よりはるか前からこつこつと積み上げられた国の力量が西欧文明と出合ったことで爆発した結果だと主張している。