【ソウル聯合ニュース】保守系最大野党「自由韓国党」の尹相現(ユン・サンヒョン)国会議員は12日、北朝鮮が昨年輸入したぜいたく品の額は前年比9.8%増の6億6642万ドル(約749億円)だったと明らかにした。

 この金額は韓国政府が北朝鮮への搬出を禁止しているぜいたく品リストを基に、中国税関の貿易統計などから算出したもので、北朝鮮の16年総輸入額(37億2600万ドル)の17.9%に上る。

 品目別では▼電子製品(3億3025万ドル)▼車両(2億6060万ドル)▼光学製品(2297万ドル)▼酒類・飲料(1600万ドル)▼香水・化粧品(995万ドル)▼毛皮(916万ドル)▼革製品・ハンドバッグ(657万ドル)▼時計(498万ドル)▼船舶・水上構造物(295万ドル)▼じゅうたん・カーペット(176万ドル)▼楽器(108万ドル)▼宝石(14万ドル)――など。

 このうち、時計、車両、じゅうたん類は前年より輸入額が増え、宝石と楽器は減少した。

 尹議員は「金正恩(キム・ジョンウン、朝鮮労働党委員長)が16年に2回の核実験を強行し、動揺する特権階級に時計や自動車などを与えて不満を抑え、祝賀ムードを盛り上げたとみられる」と説明した。

 また「国連安保理常任理事国の中国は、自ら決議した対北ぜいたく品輸入禁止措置を11年間履行せずにいる」として、国連制裁決議が有名無実化していると指摘した。