【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領は7日午後、ソウルの青瓦台(大統領府)で首脳会談を行い、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対する抑止力を高め、実効的に対応するために日本を交えた3カ国による安全保障協力を継続していくことで一致した。青瓦台の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が会見で伝えた。

 首脳会談で両首脳は北朝鮮に対し核・ミサイル開発を放棄することを促し、「いかなる挑発を行っても韓米同盟の圧倒的な対応に直面する」と警告した。

 また両首脳は6月にワシントンで行った会談で合意した北朝鮮核・ミサイル問題の平和的解決の原則を再確認した。

 尹氏は「韓米両国は北が正しい道を選択した場合、より明るい未来を北に提供する準備ができており、完全かつ検証可能で不可逆的な北の非核化は朝鮮半島の恒久的な平和体制につながることを再確認した」と伝えた。

 さらに両首脳は2017年11月7日付でミサイル指針を改訂することで合意し、韓国のミサイル弾頭重量制限を完全に解除した。

 また両首脳は先端の偵察設備を含む韓国の最先端軍事資産の獲得・開発と関連した協議を直ちに始めることを担当者に指示した。

 尹氏は「首脳会談に先立ち、文大統領とトランプ大統領は米陸軍基地キャンプ・ハンフリー(京畿道・平沢)を訪問し、韓米両国の将兵を激励し、堅固な韓米同盟を再確認した」とし、「この席でトランプ大統領は在韓米軍に安定した駐留環境を提供するための韓国の寄与に感謝の意を示した」と明らかにした。

 また「文大統領とトランプ大統領は合理的な水準で防衛費を分担し、同盟の連合防衛態勢と能力を今後も強化していくことにした」と説明した。

 両国の自由貿易協定(FTA)見直しについては、「両首脳は両国の自由で公正でバランスの取れた貿易を発展させるため、FTAと関連した協議を推進することにし、両国の企業間投資や貿易拡大を通じて実質的な経済協力を増加させるための方策について協議した」と伝えた。

 両首脳は来年2月に開催される平昌冬季五輪にも触れ、文大統領が「平和の五輪」の実現に意欲を示し、トランプ大統領は大会の成功に向けた米国の支持を確認したという。