【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は15日の定例会見で、南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)で13日に北朝鮮兵が韓国側へ亡命したことに関連し、「板門店などで現在のところ特別な動向はないと承知している」と述べた。

 白報道官は、北朝鮮がメディアや拡声器などで亡命した兵士について言及したかどうかについて問われると、「特に言及などはないと承知している」と答えた。

 北朝鮮兵の容体については「現在治療を行っており、回復した後に亡命の動機などの取り調べが必要になるだろう」とし、「亡命過程に関しても国連軍司令部の軍事休戦委員会との合同調査を経て必要な措置が取られる」と説明した。

 一方、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の経済分野での動向に関しては「金委員長は近ごろ靴・化粧品工場、トラクター工場を現地指導するなど経済分野に重点を置いている」とし、「政策の優先順位がどのように変わったのか注目している」と述べた。

 北朝鮮が米国に対し強硬な発言を続けていることについては「北の意図を正確に知ることはできないが、核・ミサイル能力の高度化への意志と、それに関連した動向は今もある」と指摘した。