【浦項聯合ニュース】韓国・慶尚北道の消防本部によると、同道浦項市で15日午後に発生したマグニチュード(M)5.4の地震による道内の負傷者は午後7時現在、重傷2人、軽傷37人と集計された。

 浦項市の災害対策状況室に寄せられた地震による建物の被害は71件で、震源地に近い場所に被害が集中している。

 高速鉄道(KTX)の浦項駅で天井の一部が崩れたほか、住宅や商店街など約10カ所で小規模な火災が発生した。

 浦項市内の総合病院では地震発生後、直ちに館内放送を行い、エレベーターの運行を停止し、患者など院内にいた人を避難させた。またすべての診療と手術を中止し、移動が難しい患者はベッドに乗せた状態で1階に移動した。 

 現在も余震が続いており、被害はさらに拡大するものとみられている。

 慶尚北道教育庁は道内の小中高校などに対し、授業を中止して児童・生徒を帰宅させるよう指示した。浦項市教育支援庁は16、17の両日、浦項市内の幼稚園、小中高校に対し臨時休園・休校するよう指示した。 

 浦項市と慶尚北道は対策会議を開き、被害状況を把握し、復旧に向け対策を講じている。 

 韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ、南東部の慶尚北道浦項市の北6キロの地域でマグニチュード(M)5.4の地震があった。南東部で強い地震が発生したのは、昨年9月12日に浦項に近い慶州でM5.8の地震が起きて以来、1年2カ月ぶり。