【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は21日の定例会見で、韓国芸術団の北朝鮮・平壌公演を準備するための事前視察団が、22日から2泊3日の日程で訪朝すると明らかにした。

 白報道官は「少人数の公演関係者と当局者が北京経由で北朝鮮入りする方向で進めている」と述べた。

 また、事前視察団は6人程度になるとし、公演専門家が主に照明、舞台、音響などの技術的な部分と実務的な内容を点検すると説明した。

 事前視察団には青瓦台(大統領府)のタク・ヒョンミン儀典秘書官室専任行政官が含まれているとという。タク専任行政官は公演企画の専門家出身で、20日に軍事境界線上にある板門店で開かれた韓国芸術団の平壌公演のための南北実務協議にも参加した。

 31日から4月3日まで訪朝し、平壌で2回の公演を行う韓国芸術団の宿泊先について、白報道官は「(平壌市内の高級ホテルである)高麗ホテルになると承知している」とした。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が芸術団公演に出席するかについては「具体的に議論されておらず、情報を持っていない」と述べるにとどめた。

 韓国政府は約160人の芸術団がチャーター機で黄海の直航路を通って訪朝する方策を推進しており、チャーター機での訪朝を米国による独自制裁の例外として認めるよう、米国側と議論しているとされる。

 昨年9月に大統領令が発表された米国の独自制裁には、北朝鮮に寄港した航空機の180日以内の米国入国を禁止する内容が含まれている。

 白報道官は南北首脳会談の準備のための高官級会談に関しては、「(会談の)日程協議などが今週中に行われると予想している」と述べた。