◇進展次第で南北・米の3カ国首脳会談も 文大統領

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、4月末の南北首脳会談と5月に開催見通しの米朝首脳会談について「進展状況によっては南北と米国の3カ国首脳会談につながる可能性もある」との見解を示した。青瓦台(大統領府)で開かれた南北首脳会談準備委員会の会合で述べた。文大統領が3カ国首脳会談について言及したのは初めて。実現した場合は朝鮮半島問題解決の重大な転機になるとの見方が出ている。

◇韓米空軍が5月に合同戦闘訓練 航空機約100機参加

 韓米空軍が5月11日から2週間、定例の航空戦闘訓練「マックスサンダー」を行う。韓国空軍当局が21日明らかにした。韓国空軍作戦司令部と在韓米軍第7空軍司令部が行う今回の訓練には、韓国空軍の戦闘機F15Kや米空軍のF16戦闘機をはじめ、約100機の航空機が参加する。韓米空軍が対抗軍(仮想敵部隊)を編成するなど、実戦的な訓練によって空中戦技術を向上させる方針だ。

◇大統領改憲案 自治権を大幅強化

 青瓦台は21日、文大統領が26日に国会発議を予定する憲法改正案のうち、地方自治と地方分権を強化する内容について発表した。地方政府の権限と住民の参加を拡大する方策が盛り込まれた。地方政府の構成に自主権を付与するほか、自治行政・自治立法・自治財政権を大幅に強化し、自治分権国家を志向する点を明確にした。

◇韓国中銀総裁 政策金利引き上げに慎重姿勢

 青瓦台が続投を発表した韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は、国会で開かれた人事聴聞会で「当分の間、需要の面では物価上昇圧力が大きくない見通しであり、景気の回復傾向が続くよう通貨政策の緩和を維持していく必要がある」と述べた。政策金利の引き上げについては国際金融市場の高い流動性、家計債務(個人負債)の増加などのリスクを精査して慎重に判断しなければならないとの立場を示した。

◇平壌公演の韓国芸術団 事前視察団が22日訪朝

 韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は21日の定例会見で、韓国芸術団の北朝鮮・平壌公演を準備するための事前視察団が、22日から2泊3日の日程で訪朝すると明らかにした。白報道官は「少人数の公演関係者と当局者が北京経由で北朝鮮入りする方向で進めている」と述べた。また、事前視察団は6人程度になるとし、公演専門家が主に照明、舞台、音響などの技術的な部分と実務的な内容を点検すると説明した。

◇韓米国防対話 有事作戦統制権移管で「相当な進展」

 韓国国防部は21日、韓国と米国が19、20の両日に米ワシントンで開いた統合国防対話(KIDD)で、米国から韓国への有事作戦統制権の移管について「条件に基づいた移管計画の目標を充足させるのに相当な進展があったことを確認した」と強調した。KIDDには韓国の余ソク周(ヨ・ソクジュ)国防部国防政策室長と米国のシュライバー国防次官補(アジア・太平洋担当)を首席代表に、両国の国防・外交当局者が出席した。