【ソウル聯合ニュース】韓国は15日、日本による植民地支配からの解放記念日である光復節を迎え、第73周年光復節と政府樹立70周年の式典がソウルの国立中央博物館で開催された。行政安全部が主催し、韓国独立の功労者とその遺族、駐韓外交官、市民など約2200人が出席した。

 国立中央博物館が2005年に竜山区に移転して以降、光復節の式典が開かれるのは初めて。この10年間は市中心部の世宗文化会館で開催されることが多かった。

 同博物館のペ基同(ペ・ギドン)館長は「多くの文化遺産があり、民族のアイデンティティーを象徴するという場所としての意味、安全面など、さまざまなことを考慮した上で会場に選ばれたようだ」と話した。 

 光復節に合わせた多様な展示も企画された。常設展示館の大韓帝国室では19日まで、朝鮮王朝第26第王・高宗が外交顧問を務めた米国人デニーに1890年に贈った大型の太極旗が特別公開される。1981年に韓国に寄贈されたこの「デニーの太極旗」は韓国に現存する最も古い太極旗と知られる。

 行政安全部国家記録院による特別展「70年の記録、大韓民国の新たな始まり」も28日まで開催中だ。光復の瞬間をはじめ、政府樹立を国民が祝う式典、初の閣議や国会の初会議のもよう、60年代後半以降の韓国の高度経済成長「漢江の奇跡」をあらわす写真などが展示されている。