【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高官は18日、中国の習近平国家主席が20〜21日の日程で北朝鮮を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会談することについて、「(朝鮮半島の非核化に向けた)対話の火種を絶やさず、勢いをよみがえらせる上で、朝中(中朝)間の対話が役立つだろう」と記者団に語った。

 青瓦台は17日、北朝鮮と中国が習氏の訪朝を発表したことを受け、「政府は習主席の訪朝が朝鮮半島問題の平和的な解決に寄与するとみて、(訪朝の)早期実現に向け中国政府と緊密に協議してきた」と明らかにした。

 同高官は、「緊密に協議した」という表現には多くの意味が含まれているとし、「(習氏の訪朝には)韓国政府の意が込められているとも解釈できる」と説明した。

 また、「朝鮮半島の非核化に関し、米国と中国は完ぺきに一致した意見を持っている。習主席も朝鮮半島の平和のために対話が必要だということを公の場で述べてきた」とし、韓国はもちろん、米国と中国も対話の必要性に同意していると重ねて強調した。

 習氏の訪朝により、28〜29日の主要20カ国・地域(G20)首脳会議前の南北首脳会談開催は一段と難しくなったとの指摘に対しては、「会談は常に準備している」と説明した。ただ、最も重要な目標は南北の首脳が会うことそのものではなく、朝鮮半島の非核化と平和だと説き、「それ(首脳会談)にこだわりすぎるよりも、朝鮮半島の非核化と平和のためにどの道が最も合理的、効率的なのかをその都度判断すべきだ」とした上で、「会談は早いほど良い」と述べた。

 一方、G20首脳会議に合わせた韓日首脳会談の開催について尋ねられると、「韓日首脳会談に関しては正確に決まってから発表できる」と述べるにとどめた。