【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日に出した論評で8月の韓米合同演習に言及し、「南朝鮮(韓国)当局が米国に従って無謀な軍事的挑発を続ければ南北関係改善の大切な機会を失うことになる」とした上で「百害無益な妄動を直ちに止めなければならない」と主張した。

 韓米は毎年夏に実施していた合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)に代わり8月に合同危機管理演習(CPX)「19―2同盟」を実施する。大規模軍事演習を取りやめてCPXを実施することになるが、朝鮮中央通信は「われわれに対する先制攻撃と、攻撃能力を上げていつでも北侵することが可能になるよう導火線に火をつけるための事実上の戦争練習」と非難した。

 さらに同通信は、表面では「平和と対話」について語り、裏では侵略のための合同軍事演習を行うのは到底容認できないとし、演習の完全な中止を要求した。 

 北朝鮮のこのような態度は、先ごろ明らかにされた米朝首脳による親書の交換や、中国の習近平国家主席の訪朝などにより、米朝対話の再開ムードが醸成されるなか、対話のためには環境を整えることが重要であると強調したものと受け止められる。