【ソウル聯合ニュース】韓国海軍が25日に始めた独島防衛のための訓練に同軍最精鋭の第7機動戦団のイージス駆逐艦「世宗大王」(7600トン級)などの戦力や陸軍の特殊部隊の隊員が初めて参加したことが分かった。ロシア軍用機による独島上空の領空侵犯などの事件を容認しないという強い意志を示す狙いがあるとみられる。

 訓練は「東海領土守護訓練」との名称で2日間実施される。

 2010年に創設された第7機動戦団はイージス駆逐艦3隻や駆逐艦「忠武公李舜臣」(4400トン級)などを保有する海軍の最精鋭戦力。

 訓練には韓国海軍や海洋警察の艦艇約10隻、空軍の戦闘機F15Kなど陸海空軍の航空機10機も参加した。

 韓国海軍関係者は「今回投入された戦力は例年に比べ、全体的に倍ぐらいに拡大された」と明らかにした。

 訓練は1986年から上半期と下半期に実施され、例年は韓国型駆逐艦(3200トン級)などの海軍艦艇、海洋警察の艦艇、哨戒機P3C、戦闘機F15Kなどが投入された。

 今回の訓練に海軍の最精鋭戦力や陸軍の特殊部隊などを投入したのは、朝鮮半島東側の東海などでの合同演習を強化している中国とロシアをけん制する目的もあるとみられる。

 一方、韓国の外交部当局者は日本政府が訓練の中止を求めたことに対し、「独島は歴史的、地理的、国際法的に明白なわれわれ固有の領土」として、「独島に対する日本の不当な主張に対しては今後も断固として対応していく」と述べた。