【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日夜に行った「国民との対話」で、23日0時に失効期限を迎える日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「GSOMIAが終了する事態を回避できるなら、最後の瞬間まで努力する」と述べた。

 韓国は日本が7月に断行した対韓輸出規制強化措置により、両国の安全保障上の信頼関係が損なわれたとして、8月にGSOMIAの終了を決定した。日本はGSOMIAの維持を求めているが、韓国は輸出規制強化措置の撤回が必要との立場を崩していない。

 文大統領はGSOMIAの終了を決定した原因は日本側が提供したとの従来の立場を改めて強調。「日本は韓国の防波堤の役割により、安保を維持している」として、「国内総生産(GDP)に占める韓国の国防費の割合は2.5%に近い一方、日本は1%にならないのは(韓国が)日本の安保に貢献しているということ」との認識を示した。

 ただ、「最大限、日本との安保上で協力したい」として、「GSOMIAが終了しても日本と安保上の協力はしていく」と表明した。

 その上で、「日本はGSOMIAの終了を望まないなら、輸出規制問題などが解決するよう、韓国と努力していかなければならない」と述べた。