【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の関係者は26日までに、「中国の習近平国家主席の来年上半期の訪韓は確定的だ」と記者団に明らかにした。具体的な訪韓時期などは最終調整を経て決まるという。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日に中国・北京で韓中首脳会談を行い、習主席に2020年の訪韓を要請していた。

 習主席が20年上半期に韓国を訪れることになれば、朴槿恵(パク・クネ)政権時の2014年7月以来となる。訪韓を機に、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備が引き起こした韓中のあつれきが完全に解消されるかどうかに関心が集まる。

 韓中首脳は23日の会談で、THAAD問題の解決を巡り進展を得られなかったが、両国協力の必要性では一致した。

 青瓦台はあわせて、韓国で20年に開催予定の韓中日首脳会談に中国の李克強首相が出席する可能性が高いことを伝えた。

 習主席と李首相が相次いで韓国を訪問することになれば、米朝対話の停滞で進展のない朝鮮半島の非核化問題も、一歩前進を期待できるとの見方もある。

 韓中首脳は23日の会談で、米朝対話の勢いを維持すべきとの認識で一致。一方で、中国とロシアが先ごろ国連安全保障理事会に提出した北朝鮮への制裁の一部緩和を求める決議案を巡っても意見交換した。