【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山の金海国際空港の旅客数が日本旅行自粛の影響を受け、10年ぶりに減少したことが1日、分かった。

 韓国空港公社が発表した資料によると、金海空港国際線の2019年の旅客数は955万7828人で、前年比3.13%減少した。

 国際線の旅客数は15年595万人、16年777万人、17年881万人、18年986万人と増加を続けてきた。減少は09年以来。

 一方、減少傾向にあった国内線の旅客数は増加し、19年は前年比2.48%増の737万6572人だった。

 国内線旅客数は15年642万人、16年712万人、17年759万人と増加したが、18年には719万人に減少していた。 

 国内線と国際線を合わせた19年の旅客数は1693万4399人で、前年比0.76%減った。 

 国際線の旅客数が10年ぶりに減少したのは韓日関係が悪化し、日本路線の利用率が大きく減少したためとみられる。日本の対韓輸出規制強化を受け、韓国で日本製品の不買運動や日本旅行自粛の呼びかけが始まった同年7月から日本路線の利用者は大幅に減った。7月から11月までに金海空港と日本を結ぶ路線を利用した旅客数は85万9160人で、前年同期比41.1%減少した。

 国内線の旅客数が増加に転じたのも日本旅行の代わりに国内旅行をする人が増えたためとみられる。

 同公社関係者は「日本製品の不買運動の影響で減少幅がこれよりも大きいと予想していたが、マレーシア、ベトナム、台湾路線の利用者の増加で、ある程度相殺されたと分析している」と話した。 

 格安航空会社(LCC)のエアプサンなど、金海空港を拠点とする航空会社は路線の拡充などで対応しているものの、厳しい状況に置かれている。