【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は10日、ソウル中央地検が青瓦台の秘書官室の家宅捜索を行ったことについて、「これ見よがし」の捜査として強い遺憾の意を示した。

 青瓦台によると、この日の検察の強制捜査は押収の対象を具体的に特定せず、「犯罪資料の全て」と表現して家宅捜索を実施。青瓦台側が捜査対象を特定しなければ何も出せないと捜索を拒んだため、検察は手ぶらで帰ったという。

 ソウル中央地検はこの日、2018年6月に実施された韓国統一地方選の蔚山市長選に青瓦台が介入した疑惑を巡り、青瓦台の自治発展秘書官室(旧均衡発展秘書官室)の家宅捜索を実施した。

 統一地方選の蔚山市長選では、現職だった最大野党「自由韓国党」所属の金起ヒョン(キム・ギヒョン)氏と、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に近い宋哲鎬氏の一騎打ちとなり、宋氏が当選した。

 検察は、当時の均衡発展秘書官室の行政官らが宋氏を当選させるため、選挙公約作りを手助けした疑いがあるとみている。