【麟蹄聯合ニュース】「韓国の冬祭りの元祖」と呼ばれる「第20回麟蹄ワカサギ祭り」が18日、韓国北東部の江原道麟蹄郡で開幕した。

 「共にした20年、共にする2020年」をテーマに開かれる今回の祭りの主な舞台は、麟蹄郡南面富坪里のワカサギ湖一帯だ。

 昭陽江上流のワカサギ湖に張った広大な氷の上は、開幕初日に全国各地から集まった釣り人たちで埋め尽くされた。

 来場客のための大型駐車場も車がぎっしりと並び、元祖冬祭りの人気を実感させた。

 2万坪に及ぶワカサギ釣り会場では、氷の上に3メートル間隔で開けられた約2000個の穴が観光客を迎え、釣り人たちは穴に釣り糸を垂らして「銀色の妖精」ワカサギを釣り上げた。

 待ちわびた末に味わうスリルと達成感に、観光客は真冬の寒さも忘れて熱中。釣り上げたワカサギをその場で揚げたフライに舌鼓を打った。

 大自然の中で楽しめるワカサギ釣り会場は誰でも無料で利用できる。今回の祭りのため、昭陽湖上流で捕まえられたワカサギ8トンが放流された。

 小さなワカサギとは異なり、ずっしりと重みの感じられるマス釣りは専門的な道具をそろえた釣り人から人気を集めている。マス釣り会場は有料で運営中だ。

 会場を訪れた観光客は「ワカサギが釣れそうで釣れない」と悔しがりながらも「家族全員で楽しめて幸せだ」と話した。

 別の観光客は「他の冬祭りは気温が高く延期になったので、ワカサギ祭りに先に来た」と明かした。

 釣り会場の氷の厚さは20〜25センチで、全ての安全点検を終えた。ただ、温暖な天候など気象条件によっては釣り会場への入場を制限する方策も検討されている。

 今年の祭りでは、11分野で33の多彩なプログラムが繰り広げられる。

 20回目を迎えた麟蹄ワカサギ祭りのアイデンティティーを確立し、元祖冬祭りの名声を再確認するため、会場のあちこちに20年の歴史を物語るデザインが施された。

 また、1998年の第1回から19回まで、歴代のワカサギ祭りの歴史を振り返る展示空間も設けられた。

 家族向けの祭りにふさわしく、3世代が一緒に楽しみ、体験できるスノービレッジを雪の彫刻で造成した。

 1960年代の麟蹄の市街地を演出したスノービレッジで、中高年は昔の思い出を懐かしみ、若い世代には過去の文化を体験する機会を提供するなど、家族皆で冬祭りのロマンを感じられる。

 大自然の中で誰もが気軽にワカサギ釣りに挑戦できる上、家族、恋人、友人と楽しめる氷上そりやスケート、雪上そり場、雪の彫刻の展示、熱気球体験などさまざまなプログラムが観光客を待っている。

 麟蹄郡トップの崔相基(チェ・サンギ)郡守は「20歳を迎えた麟蹄ワカサギ祭りで安全に多彩な体験ができるよう、支援を惜しまない」とし、「ここで家族全員が冬の思い出を作ってほしい」と述べた。

 祭りは来月2日まで、歴代最長の16日間にわたり開かれる。