【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車が22日発表した2019年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は3兆6847億ウォン(約3480億円)で前年比52.0%増加した。営業利益率は1ポイント上昇の3.5%。スポーツタイプ多目的車(SUV)の販売好調やウォン安による為替効果などが好業績を後押しした。

 

 売上高は105兆7904億ウォンで前年比9.3%増加した。売上高が年間100兆ウォンを突破したのは初めて。純利益は3兆2648億ウォンと倍増した。

 完成車の販売台数は、3.6%減の442万5528台(国内74万1842台、海外368万3686台)だった。国内では2.9%増加したが、海外では4.8%減少した。

 現代自動車の関係者は「昨年7〜9月期に大規模な一時的費用が発生したが、製品ラインアップ改善やインセンティブ縮小など根本的な体質改善と為替差益で利益が大きく増加した」と説明した。

 

 現代自動車は昨年7〜9月期に同社製造のエンジン「シータ2」に関する品質コストとして約6000億ウォンを計上した。

 この関係者は「今年は主力車種で新車を発売し、(高級車の)ジェネシスブランドの車種を強化することで収益性向上に全力を傾ける」と強調した。

 19年10〜12月期の営業利益は、1兆2436億ウォンと前年同期比148.2%急増した。

 営業利益率は4.5%で、前年同期比2.5ポイント上昇した。

 純利益は8512億ウォンで黒字に転じた。現代自動車は前年10〜12月期に2033億ウォンの赤字を出した。

 売上高は10.5%増の27兆8681億ウォン。

 同期の完成車の販売台数は119万5859台で、前年同期比2.5%減少した。国内では0.4%、海外では2.9%それぞれ減少した。

 

 関係者は10〜12月期の業績について、「主要市場で需要が萎縮し、一部旧型モデルの販売が不振だったが、『パリセード』『ザ・ニュー・グレンジャー』などの新車が好評だったほか、SUVの販売が増加して製品ラインアップ改善が続き、インセンティブ縮小と為替効果が加わって収益性が大きく向上した」と説明した。

 また「しばらくは不確実な経営環境が続くが、新車とSUV販売の拡大、コスト低減の強化、地域別の供給量・収益最適化戦略を通じて今年の営業利益率5%達成のために最善を尽くす」と述べた。

 現代自動車は今年の販売目標を国内市場73万2000台、海外市場384万4000台の計457万6000台に設定した。