【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが31日発表した2019年通期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は2兆7127億ウォン(約2485億円)で前年比87.0%急減した。売上高は前年比33.3%減の26兆9907億ウォン、当期純利益は87.0%減の2兆164億ウォンにとどまった。半導体市場の低迷に打撃を受けた。

 特に10〜12月期の業績が悪化した。営業利益は前年同期比94.7%減の2360億ウォンで、市場の予想(4637億ウォン)を大きく下回った。売上高は6兆9271億ウォンで30.3%減少。当期純損益は1182億ウォンの赤字に転落した。

 SKハイニックスは「貿易摩擦で世界経済の不確実性が増し、顧客企業の在庫の増加と保守的な調達により需要鈍化と価格下落が続いたため」と説明した。

 今年の半導体メモリー市場については、サーバー用DRAMの需要回復と次世代通信規格「5G」対応スマートフォン普及に伴う販売増で、需要が下半期から改善すると見込んだ。NAND型フラッシュメモリーは、パソコンとデータセンターの高速記憶装置ソリッドステートドライブ(SSD)の需要増加と大容量化が加速すると予想した。

 一方で、以前に比べ市場がはるかに複雑化し不確実性も存在するとして、「より慎重な生産・投資戦略を取る方針だ」と述べた。