【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが8日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、前週より7ポイント上昇の71%となった。新型コロナウイルス感染拡大への対応が高く評価されて急上昇し、2018年7月第1週(71%)以来、1年10か月ぶりに70%を超えた。不支持率は5ポイント下落の21%。

 調査は6〜7日、全国の18歳以上の有権者1004人を対象に実施された。

 文大統領の支持率は18年6月の統一地方選直後の79%から同9月第1週には49%に下落したが、9月中旬の北朝鮮・平壌での南北首脳会談開催を機に急上昇し、60%を回復した。

 その後、経済問題などにより下落し、同年12月第1週から今年3月第3週までは50%を下回っていたが、新型コロナの感染が広がって以降、再び上昇をみせている。

 1987年に現行の憲法体制になって以来、歴代大統領のうち就任から丸3年の時点での支持率が70%台の高水準となったのは文大統領が初めて。

 同じ時期の歴代大統領の支持率は、盧泰愚(ノ・テウ)氏が12%、金泳三(キム・ヨンサム)氏が41%、金大中(キム・デジュン)氏が27%、盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏が27%、李明博(イ・ミョンバク)氏が43%、朴槿恵(パク・クネ)氏が42%だった。

 文大統領を支持すると答えた人のうち、53%は理由として「新型コロナへの対処」を挙げた。次いで「全般的によくやっている」が6%だった。

 不支持の理由としては、「経済・国民生活問題の解決不十分」が22%でトップ、次いで「北朝鮮との関係に偏っている・親北(北朝鮮寄り)傾向」が11%だった。

 一方、政党支持率は進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週から3ポイント上昇の46%だった。保守系最大野党「未来統合党」は2ポイント下落の17%で、2月の結党以来の最低値となった。

 革新系「正義党」は7%、共に民主党を離党した元議員らによる「開かれた民主党」は4%、中道系「国民の党」は3%、無党派層は22%だった。