【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市で6月に入り、新型コロナウイルスの新規感染者数が増えている。聯合ニュースが市のデータを分析したところ、11日間(6月11日は午後6時まで)連続で2桁の感染者発生を記録した。これは九老区のコールセンターで集団感染が起きた3月8〜11日、梨泰院のクラブを発端とする感染拡大が見られた5月8〜12日の連続日数を大きく上回る。

 6月の新規感染者数は11日午後6時までで計203人。週末は検査数が少なく、最近では集計が追い付かないこともあることから、傾向を把握するために1日当たり平均新規感染者をみると、6月は20.6人に上った。20人を超えるのは初めて。

 感染拡大が深刻な状況になったのは、5月初めの梨泰院のクラブ、続いてインターネット通販大手物流センターでの集団感染からの拡大を抑え込めず、さまざまな場所で集団感染が発生したため。6月初めには健康用品の訪問販売会社での集団感染が明らかになり、さらに卓球場などの運動施設、教会、高齢者福祉施設、学習塾、コールセンター、軍関連施設などあちこちで集団感染が起きた。防疫当局が「大変申し訳ない話だが、発生状況を遅れて発見し、追いかけている状況」(中央防疫対策本部の11日の会見)というほどだ。

 隔離措置を取られて治療を受けているソウルの入院患者数も11日午後6時の時点で388人に増えた。海外からの入国者を中心に患者が急増していた4月5日の408人に迫っている。