【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は23日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から46人増え、計1万2484人になったと発表した。集団感染の影響が首都圏と大田市以外の地域にも広がっているのに加え、海外からの入国者の感染が急増しており、防疫当局の対応が急がれる。

 今月に入り、1日当たりの新規感染者数は30〜50人台で推移していたが、20日には67人に増加。21日は48人、22日は17人に減少したが、再び増加に転じた。

 この日、新たに感染が判明した46人のうち30人は海外からの入国者だった。30人中26人は入国時の検疫で感染が確認された。これには釜山市の甘川港に入港したロシア籍の貨物船の船員16人も含まれる。

 市中感染は16人で、首都圏で11人(ソウル市6人・京畿道4人・仁川市1人)の感染が判明した。そのほか、大田市で4人、大邱市で1人の感染が確認された。首都圏と大田市で感染者数が増加しているのは、訪問販売会社で起きた集団感染の影響が続いているためだ。

 また、ロシア貨物船の船員と濃厚接触した人が61人に達しており、感染が広がる懸念がある。

 死者は1人増えて計281人となった。

 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。